計算の説明

地球は楕円体であるために、正確なの赤道径と極径を求める事から始めます。次に地点Aと地点Bの経度と地理緯度とを正確に把握します。地理緯度は手元に正確な地図があれば、そこから求めることもできるし、最近ではナビゲーションシステムから導き出すことも出来るようです。
地球は楕円球体なので、地理緯度を地球中心点(地心点)からの角度に変換する計算が必要です。その際、それぞれの地点の海抜が問題になって来ます。地心角度の海抜補正をしなければならないのです。
真の地心緯度が出ると地心までの距離も出ることになります。2地点の真の地心緯度と地心距離が出ると三角関数でA地点・B地点の距離も角度も出そろいます。
しかしそこで出た角度はA・B地点の実測可能値ではないためにもう一度、逆海抜補正と地理緯度に逆補正してやらなければならないのが面倒なところです。経度については実測値が使えます。

Hiroshima Air Port explanation

新広島国際空港の設置場所から求めた計算式が下記である。

caluclation

新広島国際空港の設置場所の最初の平面プラン。

プランニングの段階では地球上37都市(37本の円柱)をプランしていたが、実際には予算の関係で本数を減らした。各都市の角度と直線距離は正確である。
plan

Copyright © Atsuo Okamoto