2017年10月1日 (日)〜 2017年11月12日(日) ビエンナーレで開催しているART SESSION TSUKUBAは、前回に続き筑波山麓(北条・神郡・臼井)で16名の作家が彫刻を展開している。 ART SESSION TSUKUBA 2017」ページ
伊勢現代美術館 2017年9月10日 (日)〜 2018年1月22日(月) 大学を出たばかりの頃、1970年代後半から1980年代前半頃まで展開していた「時空」や「水域」は、水の屈折率を正確に計算し、それを石の形状として表現しながら、水を感じる空間を作るというコンセプトで制作していた連作です。 近年の作品「発掘・excavation」や「化石・fossil」を展開していく過程で、40年前に作っていたこの「水域」に辿り着くのです。再度巡ってきたコンセプトの円環に感動しつつ、自分にとって新鮮な試みとして「水を彫る・excavate a water」を展開します。 岡本敦生 展「水を彫る - 2017」ページ
「第2回 HWD - 2017」 展 女子美術大学・1900ギャラリー 3月6日 (月)〜 3月16日(木)2回目の「HWD」展である。第1回展よりもメンバーが増えた!、もちろんそれは女子美・立体の石工房を出て、作家として人生を歩き始めた卒業・修了生が増えたからなのだ。頼もしいことだ今回は、私の定年に併せての開催らしいのだが、ひょっとして私は定年後も授業ヘルパーとして暫く大学に居る可能性もあるらしい。もしそうなればサヨナラ展にはならないかもしれないが、一応の一区切りの展覧会だ。小田急線の相模大野駅から女子美大行きのバスで20分、大学の正門側・1号館の1階にあるギャライーでの展示である。「2nd HWD 展」ページ
謹賀新年 2017 2016-2017年末年始は、広島に居る。昨年末に「君の名は」を見に行って、年始めの2日に「この世界の片隅に」を見に行った。2作共に感動したのだが、特に広島で鑑賞した「この世界の片隅に」は、見終わってからも涙が止まらなかった。なぜ・・・・?Chatの「普段着 - 2017」
義歯が完成 2016年11月吉日2013年7月に下顎の切除と腓骨移植の手術、昨年は移植した腓骨の上に腸骨の移植を受けて、約3年半にわたる長い治療の後に、5本のインプラントの上に義歯が乗って、晴れて歯の揃った口が完成した。筑波大の口腔外科の私の主治医の先生をはじめ、多くの諸先生方に心から感謝しています。完成した義歯が入った時には、先生から「ここまで頑張れる患者さんはいないのですよ」と言っていただきました。新しい顎と義歯に慣れるためにゆっくりと咀嚼しているのですが、未だ時々舌や唇を噛んだりします。調整のための入れ歯を取り付けた当初から比べればかなりスムーズに咀嚼できるようになったのですが・・。何と言ってもサンドイッチやお寿司やラーメンを、前歯で噛み切ることが出来るのが素晴らしい!!!。下顎の左半分の神経は回復しませんが、何でも食べられるように訓練を続けるのです。
「岡本敦生 展」 EXCAVATION 2016 / 発掘ギャラリーせいほう 9月26日 (月)〜 10月7日(金)11:00 ~ 18:30(最終日は17:00まで)左・写真は DM最近の制作コンセプトである「Excavation / 発掘」の作品を出品する。石にドリルで長い穴を開ける、石の内部で穴どうしが繋がって貫通していることもあるし、貫通なしでただ穴だけが開いている場合もある。その穴を残しながら外側から穴を掘り出していく。石に空けた穴を発掘する作業の結果なのだ。掘り進んで行って周りの石が無くなった形は、「Fossil」穴の化石になる。出品作品や会場風景「excavation 2016」
「岡本敦生展 2016 − いりや画廊」
5月16日 〜 6月4日いりや画廊での個展が5月16日に始まった。「遠い記憶」と題した個展で、出品作品は写真の「遠い山 - 3」(ギャラリー奥のステージ的な空間)と「遠い川」(エントランス右の長い壁面)の2作品がメーンである。写真左は「遠い川」下記{ 2月21日 }の仕事場で撮った写真が、今回の作品の原石です。私は基本的に月/火/水曜日に大学の授業があるから画廊には行けないのです。レセプションを5月20日の金曜日の夕方から用意しています。exhibitionページの「岡本敦生展 2016 − いりや画廊」
2月21日大学も休みに入り、今年に入ってから作品制作に集中しようとしているのだが・・・・、実は来週の火曜日(23日)からまた筑波大病院の口腔外科病棟に再入院する。3年前の口腔癌摘出手術後の経過が頗る順調で、口の状況を3年前まで咀嚼していた形状に復元すための治療だから、気は重くはない。ルンルンとは行かないが、既に2回の入院と手術を体験し今回は体を切り刻むハードな手術ではないから、気楽に筑波大病院の9階の病室に滞在するつもりなのだ。しかし今回も全身麻酔手術で臨むらしい。未だ未だこんな事で死ぬ訳にゃいかんから、気を確かに持って最後までビシッと治療入院してくるつもりだ。3月に退院したら、即制作に掛かれるように、仕事場の作業準備は万全にしておいた。手術では昨年移植した腸骨と一昨年移植した足の骨と皮(歯茎になる皮)をトリミングした上に、5本のインプラントが埋め込まれて、新しい口の概形が完成したのだ。5日間の入院の後に、治療は一段落したらしく治癒後の抜糸を待つだけになった。主治医から退院してもいいし後2〜3日入院していてもいいという通達があった。私としては入院していた方が楽なのだが(かみさんが来月初めに、山口大へ出張のため2日間家を空けるのだ)、病院で一日中ベットに寝ていると足腰が鈍って来るから、早々に退院することにした。左顎の腫も半分程に収まってきたのだが、口内は未だ腫れている。今日に家に帰って自分の顔を鏡で見ていて、この男はコブダイに似ていると思った。
2016年写真の風景は、制作スタジオがある桜川市の空だ。右下に筑波山が見え、左に回りながら加波の連山、猿がいる方角がスタジオである。茨城の空は広いのだ。視界を遮るものが少ないというか、人工の建造物が非常に少ないから、遙か遠くまで見渡せるのだ。富士山・浅間山・日光の男体山・那須岳。この広さに慣れると、都市や街中が建て込み過ぎて息苦しくなる。もうかれこれ35年は茨城に住んでいるから、もう都市には住めないのだ。広い空の下から、謹 賀 新 年
2017年
ART SESSION TSUKUBA 2017 ・ 磁場 - 地場
2017年10月1日 (日)〜 2017年11月12日(日)
ビエンナーレで開催しているART SESSION TSUKUBAは、前回に続き筑波山麓(北条・神郡・臼井)で16名の作家が彫刻を展開している。
ART SESSION TSUKUBA 2017」ページ
岡本敦生 展 「水を彫る - 2017」のお知らせ
伊勢現代美術館 2017年9月10日 (日)〜 2018年1月22日(月)
大学を出たばかりの頃、1970年代後半から1980年代前半頃まで展開していた「時空」や「水域」は、水の屈折率を正確に計算し、それを石の形状として表現しながら、水を感じる空間を作るというコンセプトで制作していた連作です。
近年の作品「発掘・excavation」や「化石・fossil」を展開していく過程で、40年前に作っていたこの「水域」に辿り着くのです。再度巡ってきたコンセプトの円環に感動しつつ、自分にとって新鮮な試みとして「水を彫る・excavate a water」を展開します。
岡本敦生 展「水を彫る - 2017」ページ
「第2回 HWD - 2017」 展
女子美術大学・1900ギャラリー 3月6日 (月)〜 3月16日(木)
2回目の「HWD」展である。
第1回展よりもメンバーが増えた!、もちろんそれは女子美・立体の石工房を出て、作家として人生を歩き始めた卒業・修了生が増えたからなのだ。頼もしいことだ
今回は、私の定年に併せての開催らしいのだが、ひょっとして私は定年後も授業ヘルパーとして暫く大学に居る可能性もあるらしい。もしそうなればサヨナラ展にはならないかもしれないが、一応の一区切りの展覧会だ。
小田急線の相模大野駅から女子美大行きのバスで20分、大学の正門側・1号館の1階にあるギャライーでの展示である。
「2nd HWD 展」ページ
謹賀新年 2017
2016-2017年末年始は、広島に居る。
昨年末に「君の名は」を見に行って、年始めの2日に「この世界の片隅に」を見に行った。2作共に感動したのだが、特に広島で鑑賞した「この世界の片隅に」は、見終わってからも涙が止まらなかった。なぜ・・・・?
Chatの「普段着 - 2017」
2016年
義歯が完成 2016年11月吉日
2013年7月に下顎の切除と腓骨移植の手術、昨年は移植した腓骨の上に腸骨の移植を受けて、約3年半にわたる長い治療の後に、5本のインプラントの上に義歯が乗って、晴れて歯の揃った口が完成した。
筑波大の口腔外科の私の主治医の先生をはじめ、多くの諸先生方に心から感謝しています。完成した義歯が入った時には、先生から「ここまで頑張れる患者さんはいないのですよ」と言っていただきました。
新しい顎と義歯に慣れるためにゆっくりと咀嚼しているのですが、未だ時々舌や唇を噛んだりします。調整のための入れ歯を取り付けた当初から比べればかなりスムーズに咀嚼できるようになったのですが・・。
何と言ってもサンドイッチやお寿司やラーメンを、前歯で噛み切ることが出来るのが素晴らしい!!!。
下顎の左半分の神経は回復しませんが、何でも食べられるように訓練を続けるのです。
「岡本敦生 展」 EXCAVATION 2016 / 発掘
![excavating](image/exhi/seiho2016/excavation-b1.jpg)
ギャラリーせいほう 9月26日 (月)〜 10月7日(金)11:00 ~ 18:30(最終日は17:00まで)
左・写真は DM
最近の制作コンセプトである「Excavation / 発掘」の作品を出品する。
石にドリルで長い穴を開ける、石の内部で穴どうしが繋がって貫通していることもあるし、貫通なしでただ穴だけが開いている場合もある。
その穴を残しながら外側から穴を掘り出していく。石に空けた穴を発掘する作業の結果なのだ。掘り進んで行って周りの石が無くなった形は、「Fossil」穴の化石になる。
出品作品や会場風景「excavation 2016」
「岡本敦生展 2016 − いりや画廊」
5月16日 〜 6月4日
いりや画廊での個展が5月16日に始まった。
「遠い記憶」と題した個展で、出品作品は写真の「遠い山 - 3」(ギャラリー奥のステージ的な空間)と「遠い川」(エントランス右の長い壁面)の2作品がメーンである。写真左は「遠い川」
下記{ 2月21日 }の仕事場で撮った写真が、今回の作品の原石です。
私は基本的に月/火/水曜日に大学の授業があるから画廊には行けないのです。レセプションを5月20日の金曜日の夕方から用意しています。
exhibitionページの「岡本敦生展 2016 − いりや画廊」
大学も休みに入り、今年に入ってから作品制作に集中しようとしているのだが・・・・、実は来週の火曜日(23日)からまた筑波大病院の口腔外科病棟に再入院する。
3年前の口腔癌摘出手術後の経過が頗る順調で、口の状況を3年前まで咀嚼していた形状に復元すための治療だから、気は重くはない。ルンルンとは行かないが、既に2回の入院と手術を体験し今回は体を切り刻むハードな手術ではないから、気楽に筑波大病院の9階の病室に滞在するつもりなのだ。しかし今回も全身麻酔手術で臨むらしい。
未だ未だこんな事で死ぬ訳にゃいかんから、気を確かに持って最後までビシッと治療入院してくるつもりだ。3月に退院したら、即制作に掛かれるように、仕事場の作業準備は万全にしておいた。
手術では昨年移植した腸骨と一昨年移植した足の骨と皮(歯茎になる皮)をトリミングした上に、5本のインプラントが埋め込まれて、新しい口の概形が完成したのだ。
5日間の入院の後に、治療は一段落したらしく治癒後の抜糸を待つだけになった。主治医から退院してもいいし後2〜3日入院していてもいいという通達があった。私としては入院していた方が楽なのだが(かみさんが来月初めに、山口大へ出張のため2日間家を空けるのだ)、病院で一日中ベットに寝ていると足腰が鈍って来るから、早々に退院することにした。
左顎の腫も半分程に収まってきたのだが、口内は未だ腫れている。
今日に家に帰って自分の顔を鏡で見ていて、この男はコブダイに似ていると思った。
写真の風景は、制作スタジオがある桜川市の空だ。
右下に筑波山が見え、左に回りながら加波の連山、猿がいる方角がスタジオである。
茨城の空は広いのだ。視界を遮るものが少ないというか、人工の建造物が非常に少ないから、遙か遠くまで見渡せるのだ。富士山・浅間山・日光の男体山・那須岳。この広さに慣れると、都市や街中が建て込み過ぎて息苦しくなる。もうかれこれ35年は茨城に住んでいるから、もう都市には住めないのだ。
広い空の下から、謹 賀 新 年