「Volume of lives」は一個の石を細かい欠けらに分解して、世界の人達に持ってもらうというプロジェクトです。ポケットの中とか、鞄の中とか、家の食卓の上とか、仕事場の机の上とか、ひょとして軍服や戦車の中かも知れない。とにかく石の欠けらは常にその人の傍で過ごすのです。一定期間の後(5年、7年、12年、一生)回収して元の石に組み上げます。世界の様々な環境、文化、仕事、生活様式の中で、持ていただく方の人生の一部が染み込んだ石の塊になる予定です。 最初は5年間の石から始めます。7年間の石、12年間の石も順次開始します。一生の石に関しては、私もコラボレーターの方も、この世には居ません。返送場所は広島市現代美術館の予定です。
Volume of Lives プロジェクト説明
石は我々人間が手にできる素材の中で、唯一人間が作ることのできない素材です。
人類が最初に手にした原始素材が石器なのですが、20世紀後半からの文明文化構造の中にあって、石は最も遠い地点に追いやられてしまった様に感じています。
「Volume of lives」は一個の石を細かい欠けらに分解して、世界の人達に持ってもらうというプロジェクトです。ポケットの中とか、鞄の中とか、家の食卓の上とか、仕事場の机の上とか、ひょとして軍服や戦車の中かも知れない。とにかく石の欠けらは常にその人の傍で過ごすのです。一定期間の後(5年、7年、12年、一生)回収して元の石に組み上げます。世界の様々な環境、文化、仕事、生活様式の中で、持ていただく方の人生の一部が染み込んだ石の塊になる予定です。
最初は5年間の石から始めます。7年間の石、12年間の石も順次開始します。一生の石に関しては、私もコラボレーターの方も、この世には居ません。返送場所は広島市現代美術館の予定です。
5〜6年間プロジェクト
:Vol-1、Vol-2、Vol-3、Vol-4、Vol-D.、Vol-MN.、Vol-U.K.、Vol-Orkney、Vol-London、Vol-JXlll、
一生プロジェクト
:Vol-L.、Vol-W.L.2