2003年6月、ドイツで発表した"Volume of lives D. 2003-2008" は、その時制作していた "UNIT A.LB. 03 s*1.25 CO" の形をしています。7月半ばには、全てのコラボレーターが決定しました。石は日本の白御影石。石の回収は、2008年暮れ頃になる予定です。
2009年5月、帰ってきた石を組み上げたのですが、未だに4個の石が帰っていないのです。コラボレーターにコンタクトが取れない。いかなる方法でも消息が掴めないのです。全体の中の4個は、6年間の長丁場を思うと、まあそんなモノかも知れないと思うのですが、実は帰っていない石の全てが形の下の部分に集中しているために、そのままでは組み上がらないのです。6月終わり頃まで待ったのですが、結局は帰らぬ石と言うことで、下の部分だけ最小限の範囲で石を接着して組み上がる様にしました。Vol-3、Vol-4(ネックレス)も、昨年暮れから同時回収を始めているのですが、回収率は日本をベースに展開した石の方が格段に悪いのです。未だに半数は帰っていません。これって国民性の違い?。
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