仕事場の側に千勝神社という古いお社がある。 その鎮守の森の西側に、嘗ての参道を物語る遺物のような立派な白御影石の鳥居が凛として立っている。のは良いのだが・・・問題は、その嘗ての参道の真ん中辺りから、欅と思われる大木がアグレッシブに生えているのだ。 木は、生き物の有機的なエネルギーを誇示するように、形而上的無機を貫こうとする御影石の円柱に絡んでいるのだ。 同径の全く異質な円チューブが、見る人の気分に依り共存して映るのか敵対して見えるのか・・・。