半月前まではTシャツ一枚で動き回っていたのだが、10月半ばを過ぎてから、めっきり秋らしくなってきて、アッという間に朝晩のストーブが欠かせなくなってきた。個展が9月に終了し、アトリエでのハードな制作も一段落付いて、酷使した体力と気力を立て直すことを考慮しながら、このところ家の近郊を歩いている。そんなわけでこの photo essay のコーナーにアップする我が儘な写真も10月に入った途端に増えているのだ。今日は肌寒いが、とても良い天気で空気も澄んでいた。近郊にある池の周りを歩き始めたところで、対岸の景色がライトアップされたステージ、昼下がりの日に照らされてミニチュアのトイガーデンようにキラキラと輝いている事に気付いた。遠くに見える筑波山もジオラマのように見えている。こんな御伽の国のような風景を独り占めにできるのは、田舎に住んでいる者の特典だね。なんてことを考えながら、このステージの中を主役の如く颯爽と歩いて、50分後に家に帰り着いたのだった。締めて6000歩