今年の春、庭の駐車場の東隣に小さなミカンの苗木を植えた。木が大きくなって美味しいミカンが収穫できたら楽しいねえ・・・、なんて話しながら植えたことを覚えている。木は枯れないで何とか根付いた様で、夏前には緑色の小さな塊が何個か枝に付いていた。全く予想もしていないから雑草と一体化した木をそのままに、日々見過ごしていたのだが、10月中半頃から小さかった塊が大きなオレンジ色の塊になってぶら下がっていることに気付いた。高さ40cm程しかない小さな木が、あっぱれ6個もの立派なミカンを熟み育てたのだ。何時収穫して良いものやら? もぎ取るのも気が引けて、子を持つ親がジイジになった気持ちで戸惑いつつ、未だに木にぶら下がっているオレンジ色の孫の塊を楽しんでいる今日この頃なのだ。Chatの普段着2021 - 「庭のミカンの木の子」に行く