何時もの散歩の道すがら、カメラで気になる絵柄をワンショット。この画像は、頻繁に歩いている「りんりんロード」の景色なのだが、空の晴れ具合、空気の湿気と澄み加減、日光の傾き度合いで、風景の見え方は大きく左右される。青い空と、草や木々の緑と、ロードのベンガラ色、白いラインと、下から伸びる街灯の黒い影も不可欠なアクセントになって心地良い。全体が心躍るカラーバランスで配置されている視界が突然目の前に開けたのだ。これは一発写真に収めておくしかないと、肩に掛けたカメラを構えてワンショット。なかなかこの絶妙なバランスの景色に遭遇することはない。配色のバランス欲求を満たしてくれるハイセンスな風景だった。