大型連休の日曜日、新緑が眩しくて家に居るのがバカバカしくなるようないい天気だ。弁当を作って公園に行った。広いグリーンの一角に陣取って弁当を広げ、小学校時代の遠足弁当を思い出しながら、ノンビリとかみさんの手作り弁当を食る。寝転んで空を見上げると、遙か高みをジェット機が音も無く通り過ぎる。目を凝らして辺りを見回すと、小さな豆科の雑草が、指先にも満たないような超ミニ・サヤエンドウ的実を付けているし、アリンコサイズの小さな花たちが、色とりどりの春を開いている。弁当を入れたバスケットを残して、しばらくは辺りの緑や花々を観察し、山々の新緑を楽しんだのだった。これが、ノンビリとした大型連休なのだ。