Workshop 「雨引の里と彫刻2013」の会期中に開催した、ワークショップ作品 |
雨引の里と彫刻の本展には、彫刻家の独善的な作品ではなく、地域の方達との直接的交流を通じて、彼等の美意識とエネルギーと希望とを集約したような作品を仕上げたいと思い、敢えて放棄され荒廃している空間を選びました。そして先ず私が、2m大の石の形態を制作し、夏休みを利用して、その制作した石を使ってワークショップを開催、そこで出来上がった作品を展示する予定でした。 近隣の方達と、ワークショップを通じて、1個1個の石のパーツの表面に、思い思いの絵を描いていくという作品プランで考えていましたが、私自身が病気入院のために、このプランを断念せざるを得ませんでした。 以前から、このプラン模型(小品)を制作していて、その小品を使って小さなワークショップを開催することができました。 以下が、ワークショップを開催して出来上がった作品の写真です。 |
![]() ワークショップ作品「going to be a wind」 |
![]() ワークショップ作品「going to be a wind」 |
実は、このやり方は2009年にイギリス・Sidney Nolan Trust のアーチストレジデンスでワークショップを開催した時が最初でした。とてもエネルギーのある作品が出来上がって、いつか日本でやりたいと思っていました。 イギリスと日本とでは、色使いが違うのも面白い。 参照 Sidney Nolan Trust / workshop |
私のプロデュースの下で、みんなで作り上げたのです。