2024年
5月11日
「大阪・アートコート ギャラリー「OAP 彫刻の小径 2024-2025」作品の設置完了
帝国ホテルからOAPタワーと大川の間にある河岸公園の中を、アートコート ギャラリーまで150m程の遊歩道沿いに、1基が80cm角の石張りを施した台座があって、その台の上に1年半の長期で作品を展示する企画展がある。今回は内田晴之、佐藤忠、戸田裕介、岡本敦生の4人で,1人2点ずつ計10基の台座に自作品を展開するのだ。
私は5月10日の午後4時にアートコート ギャラリーに到着した。戸田さんとディレクターの藤井匡さんは昨日から入っていて、戸田さんは明日重要な会議があるとかで、既に設置は終わっていて、今夜東京に帰るらしい。
午後6時に内田さんが自前のキャンピングカーに作品を積んでギャラリーの駐車場に到着。ネイビーブルーのマット塗装した装甲車風で、恐そうな人が乗ってそうなこの車に、今夜は泊まるらしい。根っからのキャンパーなのだ。
藤井さんと私は近くのホテル泊なので、夜は内田+藤井+岡本の3人、近くのイタリアンパブで旨い料理と生ビールと美味いワインをたらふく頂いたのだった。
5月11日朝から展示作業に入る。 既に設置されている戸田さんの作品は,なる程の大きな作品で、彼特有の彫刻としての抽象性と存在感とが備わっている。
私の作品は、運送をお願いした山添さんのトラックから、設置をお願いする業者さんのトラックに積み替えてあって、そのトラックのユニッククレーンで設置する。
作品を乗せる台石に作品自体をアンカー固定して、その台石を下の台座(80cm角)に4点アンカー固定するという2重手間の作業だ。こうしないとちゃんと固定できないし、来年取り外すことも考えての取り付け手順なのだ。内田さんの作品と佐藤さんの作品は手で運べる重さの作品で、彼等特有の個性的な彫刻作品である。だからこそ台座への固定は慎重に厳格に行われている。
サイズ的には私の作品が一番小さいのだが、クレーンを使わないとセットできない。 小さく重い石頭と、星の上で息を始めた石なのだ。
これは私の中でも一番小さな野外彫刻作品である。都市空間のロケーションの中で、比較する大きさの概念が異質で、通常の都市型野外彫刻の範疇外だと感じている。
戸田裕介・作
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戸田裕介・作
内田晴之・作
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内田晴之・作
佐藤 忠・作
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佐藤 忠・作
岡本敦生・作 「星で息をする」 "breathe on a star"
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岡本敦生・作「1個の石頭」 "Einstein kopf"
1月吉日
「雨引の里と彫刻2025」に向けて
この一年間は、「雨引の里と彫刻」のこれからの開催予定について、前回のメンバーが集まっての話し合いが続いている。なかなか結論が出ない。
次回の展覧会を開催するのか? 止めるのか? 開催するとすれば何時にするのか? 会場を何処に設定するのか? 差し当たっての議題は尽きないのだが、話し合いが盛り上がって来て、多くのメンバーがその気になって来れば、鶏が卵を産むようにスルッと決定する。
今回は未だ難産が続いている事もあって、1月の晴れた日に1人で桜川市の広大なロケーション探訪に出掛けた。
写真は真壁城趾の風景だ。今まで感じたことの無い、広々として気持ちの良い真壁町を発見した。ただこの中に彫刻が見合うかどうかは別の話になって来る。もしここでアースワーク的な制作が出来れば、面白いかも知れないと思ったが、史跡を掘りかえすのは不可能だし、今はそんな事にチャレンジ出来る作家はいない。
真壁城趾にて
真壁城趾にて
真壁城趾から北西方向を見た。真壁の街並みの遠景には、日光の男体山・女体山が聳えている
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Copyright © Atsuo Okamoto
「大阪・アートコート ギャラリー「OAP 彫刻の小径 2024-2025」作品の設置完了
私は5月10日の午後4時にアートコート ギャラリーに到着した。戸田さんとディレクターの藤井匡さんは昨日から入っていて、戸田さんは明日重要な会議があるとかで、既に設置は終わっていて、今夜東京に帰るらしい。
午後6時に内田さんが自前のキャンピングカーに作品を積んでギャラリーの駐車場に到着。ネイビーブルーのマット塗装した装甲車風で、恐そうな人が乗ってそうなこの車に、今夜は泊まるらしい。根っからのキャンパーなのだ。
藤井さんと私は近くのホテル泊なので、夜は内田+藤井+岡本の3人、近くのイタリアンパブで旨い料理と生ビールと美味いワインをたらふく頂いたのだった。
5月11日朝から展示作業に入る。 既に設置されている戸田さんの作品は,なる程の大きな作品で、彼特有の彫刻としての抽象性と存在感とが備わっている。
私の作品は、運送をお願いした山添さんのトラックから、設置をお願いする業者さんのトラックに積み替えてあって、そのトラックのユニッククレーンで設置する。
作品を乗せる台石に作品自体をアンカー固定して、その台石を下の台座(80cm角)に4点アンカー固定するという2重手間の作業だ。こうしないとちゃんと固定できないし、来年取り外すことも考えての取り付け手順なのだ。内田さんの作品と佐藤さんの作品は手で運べる重さの作品で、彼等特有の個性的な彫刻作品である。だからこそ台座への固定は慎重に厳格に行われている。
サイズ的には私の作品が一番小さいのだが、クレーンを使わないとセットできない。 小さく重い石頭と、星の上で息を始めた石なのだ。
これは私の中でも一番小さな野外彫刻作品である。都市空間のロケーションの中で、比較する大きさの概念が異質で、通常の都市型野外彫刻の範疇外だと感じている。
戸田裕介・作
戸田裕介・作
内田晴之・作
内田晴之・作
佐藤 忠・作
佐藤 忠・作
岡本敦生・作 「星で息をする」 "breathe on a star"
岡本敦生・作「1個の石頭」 "Einstein kopf"