異空間に興味があった時代-2

その昔、生活に困窮していた頃、一台の初歩的コンピューターを手に入れたのです。初歩的と言っても素晴らしい計算能力と、その上で固有のプログラムを動かす事が出来て、オタク的にそれを学んだのです。
嘗て多くのプログラムを作ったのですが、その中にこの円柱のプログラムもあった。これを実際に立体にしたら、時空の始まりを表現できるんじゃないかと思ったのです。
石の面に、荒い砥石やカッター等でラインを引くことにより空間が歪んできて、宇宙の始まりの時空が見えて来る気がする・・かも。


the beginning of the time
「時空のはじまり-wa」 1983 size:2.6m(h)(川崎市、中原平和公園)



primitive-space U
「時空のはじまり-U」 size:3m(h)(広島YMCA)



primitive-space C
「時空のはじまり-C」 size:3.5m(h)(野村・横浜ビジネスパーク)



jikuu
「時空の始まり」1985 壁面・床面作品(広島市)



akuu0
「亜空の環」1981 小品(個人蔵)

「大地0からのかたち」1986年(広島市)

西雅秋氏とのコラボレーション
私は石の形と制作を担当、西氏は鉄の環を担当
size: 15m * 35m * 4m(h), 全体


(GoogleMap)
作品の設置ポイント  →
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ほぼ全体を俯瞰

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部分・半円の下を人が立って通り抜けられる

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部分

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部分

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部分


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