地殻「Crust」シリーズ
石の持つ二つの顔
石は二つの顔を持っている様に感じています。地殻岩盤から剥離した荒々しい割れ肌の顔と、長年風化した河原石の優しい顔。
その二つの顔を一つにしたら、時空を超越して、石に内在する本来のエロスが抽出されるのではないか。
私が石に形を作るのではなく、石に内在するエロスの表出を、ほんのちょっと手助けするだけ
「石の次元」1985 size:3m(L)(現在・飛島建設蔵)
「石の次元」壁面 1987 size:3m(L)
「CRUST- 7」 1993 size:5m(L)
「地殻」1993
「地殻」1993(現在・伊勢現代美術館蔵)
石としての限界と崩壊 1985 size: 7.7(L) * 3(W) * 2.2m(h)(神戸市)
「accumulation」 1988 size:2.3m(h)
ソフィエロ城公園(ヘルシングバーグ・スウェーデン)
「CRUST- nest CR」 2000 (韓国チャングウォン市)/ size:3.5m(L) * 2m(h)
写真左は、「CRUST- nest CR」の中の形
「CRUST - nest」 size:3m(h)(笠岡市)
「地殻-Nest」 1998 size:1.9m(h)(館林市・彫刻の道)
「CRUST - nest」 size:1.8m(h)
「地殻 - nest」 1989 size:1.4m(h)
"nest" シリーズの石の内部の形。外側からはほとんど見えない。
写真は、米子市に設置した"nest" の中の形なのだが、
外側の形はほとんど手を付けていない原石である。
端に小さな穴が空いていて、そこから中を見ることが出来る。
size: 3.5m(l)
"地殻" 1987 size:2.2m(h)*0.9m*0.9m *2個 (上田ウエアハウス)
一個の原石から、彫刻のための石を割り出す。
今までなら切り取った破片は捨てていたのだが、これを組合わせると、
元の原石の形になる。奥の石は、手前の石の塊の抜け殻になる。
"CRUST Rock" 1987 size:6.5m(L)(上田ウエアハウス)
岩盤のインスタレーション。
1)石山にある岩盤の風化した表層部に、ほぼ直角にドリルで穴を開ける。
2)表層部を約20cm厚で割りながら削ぎ取っていく。
3)ウエアハウスでで、元の岩盤を再構築する。
最初に空けたドリル穴に鉄棒を差し込みながら、元の形に岩盤を組んでいく。
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Copyright © Atsuo Okamoto
地殻「Crust」シリーズ
石の持つ二つの顔
石は二つの顔を持っている様に感じています。地殻岩盤から剥離した荒々しい割れ肌の顔と、長年風化した河原石の優しい顔。
その二つの顔を一つにしたら、時空を超越して、石に内在する本来のエロスが抽出されるのではないか。
私が石に形を作るのではなく、石に内在するエロスの表出を、ほんのちょっと手助けするだけ
「石の次元」壁面 1987 size:3m(L)
「地殻」1993
「地殻」1993(現在・伊勢現代美術館蔵)
ソフィエロ城公園(ヘルシングバーグ・スウェーデン)
写真左は、「CRUST- nest CR」の中の形
「CRUST - nest」 size:3m(h)(笠岡市)
「地殻-Nest」 1998 size:1.9m(h)(館林市・彫刻の道)
「地殻 - nest」 1989 size:1.4m(h)
"nest" シリーズの石の内部の形。外側からはほとんど見えない。
写真は、米子市に設置した"nest" の中の形なのだが、
外側の形はほとんど手を付けていない原石である。
端に小さな穴が空いていて、そこから中を見ることが出来る。
size: 3.5m(l)
一個の原石から、彫刻のための石を割り出す。
今までなら切り取った破片は捨てていたのだが、これを組合わせると、
元の原石の形になる。奥の石は、手前の石の塊の抜け殻になる。
岩盤のインスタレーション。
1)石山にある岩盤の風化した表層部に、ほぼ直角にドリルで穴を開ける。
2)表層部を約20cm厚で割りながら削ぎ取っていく。
3)ウエアハウスでで、元の岩盤を再構築する。
最初に空けたドリル穴に鉄棒を差し込みながら、元の形に岩盤を組んでいく。