地殻「Crust」シリーズ-2
石は、最も原始的な存在（素材）です。今の時代を取り巻く様々な現象や物質の中で、最も遠い所にある存在と言ってもいいでしょう。
その寡黙さと頑なさ故に、時代に取り残されようとしているのですが、実は、石には膨大な時空の記憶と知恵が内在しているのです。日々石に触れながら、心を傾けることをしないと（それは、現代人が非常に苦手としていることだと思うのですが）、その記憶と知恵が融解することはありません。
私は個人的に、この現代にこそ、今の社会にこそ、石に触れる日常が最も重要な事柄に思えて仕方ないのです。
"Rock for the pavement" 1986
"Rock for the pavement" 1987（秦野市）
インスタレーション2000 size:3m(h)*10m(w)
（我孫子・平和台病院壁面）
名護屋城址のためのインスタレーション（佐賀県鎮西町）1990 size:50m(L)*2.5m(h)
石・空間への展開（サッポロビール恵庭工場）
恵庭工場のビヤガーデンの一角に、石をポテトチップスの
ようにスライスした橋を制作。
左の写真は、石が空間に展開するプロジェクトの模型。
"存在から空間へ" プランニング模型 1985
"浦安駅前・水の流れ" 出水石 1987 全長size:300m(L)
"浦安駅前・水の流れ" 出水付近 全長size:300m(L)
"浦安駅前・水の流れ" 中間地点の出水石 1987 全長size:300m(L)
"浦安駅前・水の流れ" 流水域 全長size:300m(L)
「東京ウォーターフロント・フェスティバル」にて、1987年
新川三菱倉庫の広い一部屋に、原石を150トン持ち込んで、Beer Stationにした。
都市の中の、荒々しい原石空間のバーである。
協力：小口一也、村井進吾、広瀬光、芝田次男、金沢健一、平塚ケン
「七つのかたち・南風」1985 size: 1.8m (h) * 3m * 4m
（須磨離宮公園・現在／神戸市蔵）
「ヤツカの七幅」 size:5m * 3.5m * 1.4m (h)（谷塚・住宅公団内）
玉石を七つに割って組み合わせると、七福神の井戸端会議に見えるのだ。
「石の金庫」 size:35cm(h) * 40cm * 40cm
（アート家具展という企画展のために、制作）（個人）
扉を開けた状態と閉めた状態。扉を閉めて鍵を抜くと、全くの石の塊になる。
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Copyright © Atsuo Okamoto
地殻「Crust」シリーズ-2
石は、最も原始的な存在（素材）です。今の時代を取り巻く様々な現象や物質の中で、最も遠い所にある存在と言ってもいいでしょう。
その寡黙さと頑なさ故に、時代に取り残されようとしているのですが、実は、石には膨大な時空の記憶と知恵が内在しているのです。日々石に触れながら、心を傾けることをしないと（それは、現代人が非常に苦手としていることだと思うのですが）、その記憶と知恵が融解することはありません。
私は個人的に、この現代にこそ、今の社会にこそ、石に触れる日常が最も重要な事柄に思えて仕方ないのです。
"Rock for the pavement" 1987（秦野市）
インスタレーション2000 size:3m(h)*10m(w)
（我孫子・平和台病院壁面）
名護屋城址のためのインスタレーション（佐賀県鎮西町）1990 size:50m(L)*2.5m(h)
恵庭工場のビヤガーデンの一角に、石をポテトチップスの
ようにスライスした橋を制作。
左の写真は、石が空間に展開するプロジェクトの模型。
"存在から空間へ" プランニング模型 1985
"浦安駅前・水の流れ" 出水付近 全長size:300m(L)
"浦安駅前・水の流れ" 中間地点の出水石 1987 全長size:300m(L)
"浦安駅前・水の流れ" 流水域 全長size:300m(L)
新川三菱倉庫の広い一部屋に、原石を150トン持ち込んで、Beer Stationにした。
都市の中の、荒々しい原石空間のバーである。
協力：小口一也、村井進吾、広瀬光、芝田次男、金沢健一、平塚ケン
「七つのかたち・南風」1985 size: 1.8m (h) * 3m * 4m
（須磨離宮公園・現在／神戸市蔵）
「ヤツカの七幅」 size:5m * 3.5m * 1.4m (h)（谷塚・住宅公団内）
玉石を七つに割って組み合わせると、七福神の井戸端会議に見えるのだ。
（アート家具展という企画展のために、制作）（個人）
扉を開けた状態と閉めた状態。扉を閉めて鍵を抜くと、全くの石の塊になる。