「UNIT」シリーズから

初めての、原爆というテーマ
私は、被爆2世です。母が広島で被爆しています。
戦後生まれの私は、今まで一度も、戦争や原爆というテーマで制作したいと思ったことは無かったのですが・・・。
始まりは、1999年8月6日サダコの物語に再度触れて、平和への思いは人に強制するものじゃないと思った事から始まったのです。
第一号の UNIT を設置した日の、ちょうどその時刻に、東海原発で臨界事故が起こった。ふむ・・・



unit a.lb.
「UNIT A.LB.9910 1/1 ri」1999 size:1945(h)*860*456mm(伊勢現代美術館)



unit ha
「UNIT position」2001. 3月
石にペインティングして存在を隠す




unit ha
「UNIT position」2001. 5月
size:220(h)*86*33cm
環境の変化に合わせてペインティングを追加




unit ha
「UNIT position」2001. 3月 size:1945(h)*860*456mm 麦畑にて



unit ha
「UNIT A.LB. 03 s*1.25 CO.」2003. 7月
砂岩 size:2.45m(h)(ドイツ、ビッツブルグ市)
GoogleMapで設置したUNITを見ることが出来る。
ポイントがちょっとだけ下にズレたけど、UNITが立ち続けているのが分かるのです。
下記をクリック下さい。

GoogleMap



unit-2003
「UNIT - M」2003. 8月
大理石 size:200(h)*18*34cm


unit-2003
「UNIT - B」 黒御影石 size:200(h)*18*34cm


unit-2003
「UNIT - W」 白御影石 size:200(h)*18*34cm
敷地には雑草が生い茂っている。納屋にはかつての生活用品が散乱している。
倉の中さえも竹林になっていた。
主人のいなくなった空間に風化しないものの象徴として、ひっそりとUNITが立つ。


unit-M
「UNIT - M」2004
大理石 size:200(h)*18*34cm


unit-B
「UNIT - B」 黒御影石 size:200(h)*18*34cm


unit-W
「UNIT - W」 白御影石 size:200(h)*18*34cm
水の国 Miseum104°(江津市/島根県)



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