tengu shrine stonesteps
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長〜い石段

2021年2月吉日(日曜日)

常磐線・岩間駅の近く、標高300mの愛宕山山頂にある天狗愛宕神社に行った。車で山を登って神社の側まで行けるのだが、神社にお参りして眼下の風景を楽しんでから、神社へと続く長くて急な石段(正規の参道)を見付けた。
錆びた鉄製の手摺りを持ちながら伝って降りないと、足を滑らせたら真っ逆さまに遙か下まで転げ落ちることが容易に想像できる。正に危機感を覚える石段である。しかもイレギュラーに積み重なった石段だから、左脚の骨が一本しかない私にとっては余計に足がすくむ石段なのだ。
途中で下から登ってこられるご老人に遭遇した。毎日3回は往復するとのこと。「俺は登山をやってたから平気なんだよ。たまに落ちる人がいるから、気を付けて降りた方がいいよ」とのこと。余計に身の引き締まる思いで手摺りを強く握り締めながら降りて行った。
下に降りたら今度は登らなければ車に辿り着かない。かみさんと一緒に長い石段を登り始めるが、登りは下が見えないぶん怖くはないのだが、途中の踊り場で休み休み登らないと息が切れてしまう。一往復で十分過ぎる良い運動だった。写真は上から1/3程の所にある踊り場で休んでいる時に撮ったものだ。

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