2020年8月15日に撮影お盆であり終戦記念日でもある8月15日に、茨城に居ることは極めて珍しい。何時もなら、お袋が暮らしている故郷・広島で迎えることがほとんどである。今年は状況が違う、コロナウイルス感染症の蔓延で、関東から広島に帰ることが躊躇われていることと、広島市安佐南区八木地区で6年前に起きた大雨による土砂崩れ、そこからの復興記念モニュメントを依頼され、8月後半にトラックで運搬し設置を予定しているということで、お盆の帰省を10日ほど先延ばししたのだ。今日も日差しが痛いくらいに肌を焦がす、メチャクチャ暑い日だった。日が傾く夕刻にかみさんとウォーキングに出るが、気温は未だ34°〜35°はあるんじゃないか。何時ものコースで歩くのだが、今日は肩から提げているカメラを忘れてしまった。こんな日に限って、茨城の北西の空に漏斗のように天空に拡がった、スケールの大きな雷雲を発見。恐らく40kmは離れているだろう雲の方角から、ドスン・ドドスンと地響きの様な音が伝わってくる。雷様が雲の中で暴れ回っていらっしゃる様だ。平沢官衙遺跡を歩いている時に、かみさんのiPhoneを借りて写真を撮った。雷雲は後1時間もすると、ここに到達すると思われる。早く帰って家の窓を閉めなきゃ。コンピューターとテレビの電源を切って、コンセントを抜かなきゃ。スーパーセルの下では竜巻も起こる。茨城の夏空は雷雲と共にある。