トンボは先端にとまる。逆さ箒のような先端の集合体じゃなくて、独立した鋒先が良いようだ。山沿いの田圃は、イノシシ除けの鉄筋メッシュが張り巡らされている場所が多い。そのメッシュの先端がトンボの休憩場所。トンボは私が近寄っても飛んでいかない。しかも私の指先をトンボの目の前でグルグル回すと簡単に捕まえることが出来る。恐らく顔全体を覆う大きな複眼から入る私の指の位置情報を、脳が瞬時に処理し切れないんだろうね。