会期:2008年1月29日〜 2008年2月 3日会場:創造空間 9001 (旧東横線桜木町駅舎)住所:231-0062 横浜市中区桜木町 1-1-75TEL:045-226-5511 T.B.大学の工芸科2年/陶/ガラス/金属の演習課題(廃棄されたモノを再構築して動物や人を作る)の中で、学生達が作った習作の展覧会です。廃棄された物が持っていた機能や形態をアイロニカルに利用しながら再構成し、新たな造形として再生するという意図で行っている課題です。先ずは材料集め(捨てられた物を自らの視点でコレクションする作業)に四苦八苦します。次に集めてきた大小のガラクタの形態と機能を読み取りながら意図した動物を作っていくのですが、物をバラバラに分解し切り刻んで素材に戻してしまったら、その物が持っていた歴史と時間が失われてしまう。捨てられた物に染み込んだ歴史や時間を利用しながら、新たな形態を構築する事が重要なのです。そこが一般的なリサイクリング・アートとは少し違う視点での展開になります。作り手のセンスがより深く求められるのですが、最終的に愉快なメタ・アフォーダンス動物が出現するから面白い。講評会ではいつも大笑いしてしまうのです。文明の中で、廃棄され捨てられた物品から新たな価値を生み出していく作業は、現代工芸の一つの方向であっても悪くはないはずだと、密かに思っています。
「ごみ展 廃棄された物より - 動物」
会期:2008年1月29日〜
2008年2月 3日
会場:創造空間 9001
(旧東横線桜木町駅舎)
住所:231-0062
横浜市中区桜木町 1-1-75
TEL:045-226-5511
T.B.大学の工芸科2年/陶/ガラス/金属の演習課題(廃棄されたモノを再構築して動物や人を作る)の中で、学生達が作った習作の展覧会です。
廃棄された物が持っていた機能や形態をアイロニカルに利用しながら再構成し、新たな造形として再生するという意図で行っている課題です。先ずは材料集め(捨てられた物を自らの視点でコレクションする作業)に四苦八苦します。次に集めてきた大小のガラクタの形態と機能を読み取りながら意図した動物を作っていくのですが、物をバラバラに分解し切り刻んで素材に戻してしまったら、その物が持っていた歴史と時間が失われてしまう。捨てられた物に染み込んだ歴史や時間を利用しながら、新たな形態を構築する事が重要なのです。そこが一般的なリサイクリング・アートとは少し違う視点での展開になります。
作り手のセンスがより深く求められるのですが、最終的に愉快なメタ・アフォーダンス動物が出現するから面白い。講評会ではいつも大笑いしてしまうのです。
文明の中で、廃棄され捨てられた物品から新たな価値を生み出していく作業は、現代工芸の一つの方向であっても悪くはないはずだと、密かに思っています。
カメレオン
オーム
ネズミ
鶏