彫刻が絵画に、絵画が彫刻になるか。それは我々を迷宮に誘い込む、複雑なパズルなのだ。部分としての石と、それに描かれた絵画が、最終的に集積して全体を形作る。制作者二人が、組み上がった全体形の構成やバランスを把握し、コントロールすることは不可能に近いのだ。そういう制作システムを組む事から、今回のコラボレーションは出発した。結果的に、人間の行為を越えた部分で、自然の力と法則を利用して来た日本文化のメソッドに近寄る事なのかも知れない。彫刻ー岡本敦生・絵画ー野田裕示のコラボレーションによる、新作の展示
第3回 野田裕示・岡本敦生 「コラボレーション展」
2004年4月19日〜5月8日(ギャラリー山口)
彫刻が絵画に、絵画が彫刻になるか。
それは我々を迷宮に誘い込む、複雑なパズルなのだ。
部分としての石と、それに描かれた絵画が、最終的に集積して全体を形作る。
制作者二人が、組み上がった全体形の構成やバランスを把握し、コントロールすることは不可能に近いのだ。そういう制作システムを組む事から、今回のコラボレーションは出発した。
結果的に、人間の行為を越えた部分で、自然の力と法則を利用して来た日本文化のメソッドに近寄る事なのかも知れない。
彫刻ー岡本敦生・絵画ー野田裕示のコラボレーションによる、新作の展示
写真は、展示中の小品
会場:ギャラリー山口・ギャラリー東京ユマニテ