左の写真「ART SESSION TSUKUBA 2015 磁場 - 地場」 2015年10月4日〜11月23日左下の写真「雨引の里と彫刻 2015 りんりんロード」 2015年10月10日〜12月20日2つの野外展が、つくば市と桜川市で同時期に立ち上がった。私は両方に絡んでいて、それぞれが趣の全く違う作品展開のロケーションである。「息を掘る - 015」上の磁場-地場展は、筑波山麓の旧宅の庭に穴の開いた玉石を3個プラス、1個の玉石から繋がって出た吹き出しのような彫刻を配置している。「月のマルダ」雨引の里と彫刻は、今回りんりんロード(サイクリングロード)を敢えて作品を展開する場所としていて、関東平野のホリゾンタルな景観がロケーションで、穴から風景が透けて見えるダルマ状の作品を設置している。趣の違う風景を楽しみながら、ご高覧頂ければ幸いです。exhibitionページでの「ART SESSION Tsukuba 2015 磁場-地場」私の作品exhibitionページでの「雨引の里と彫刻 2015 りんりんロード」私の作品exhibition ページ
2015年8月24日この夏に、顎への追加移植手術と入院を経て、退院後の養生と歩行のリハビリも順調に達成し回復してきた。そして、いよいよ今日から彫刻の制作に復帰したのだ。手術前は腰の腸骨の上部を切り取ることに一抹の不安を覚えていたのだが、ちゃんと入院前の彫刻制作作業を継続することができたのがとても嬉しかった。もう一つ、5年越しの念願が叶った。北条の我が家に引っ越してから5年間、我が家の玄関には表札というものが無かった。何時も気にはしていたのだが、表札をデザインし作りセットする時間と余裕が無かったのだ。退院後に制作復帰へのリハビリも兼ねて、念願の表札を作ることにした。河原の玉石に名字を彫り込んで表札にするというアイデアを元に、鬼怒川に河原石を拾いに行った。その後、文字のレイアウトを決め、字彫り屋さんに依頼して、岡本という名前と、かみさんの旧姓(仕事上は旧姓を使っているため)と、オクスという休業中の会社名を彫ってもらって、今日晴れて我が家の門壁に、玉石表札を取り付けたのだ。実に悪くない。
2015年8月一昨年7月の下顎の癌摘出手術後、定期的に病院に通いながら普段の制作を続け、2つの大学にもちゃんと出校している。下顎の左半分は、足の腓骨を切断して移植したものが私の左顎である。もちろん歯茎や歯は未だ入っていない。だから舌や頬のバランスが段々と左に片寄ってきて、今では食事もかなり手間取り、言葉の発音ももたついてしまう。手術から2年経過して、移植した足の骨は細いながら完全に私の左顎の骨として収まったので、今度は移植した部位の上に腸骨を付け足す手術を受けることになった。左の下顎に本来の厚みを作るのだ。入院がは8月5日で翌日が手術、2週間程度の入院らしい。下顎に待望の入れ歯が入るのは未だ先の話だが、一応全身麻酔の4~5時間という手術となるので、手術の成功を祈願して寒川神社で祈祷してもらった。前回の大手術の時も、事前に寒川神社で祈祷してもらって手術も成功し回復も早かった。そのお礼という意味もある。8月15日術後の回復も早く、腸骨の一部を切除した後遺症で、未だ痛みが取れなくて杖を使っても早く歩けないが顎の方は順調で、2週間弱で早めの退院となった。8月に入って筑波大付属病院の9階に隔離され、ノンビリとした日々を過ごしていたのだが、もうすぐ暑い8月の生活界に下りていく。
2015年3月15日 1994年、立川駅北口の街作りの一環として、100作家100点の美術作品を街中に設置するというファーレ立川アートプロジェクトがあった。私も作家の一人として石の野外作品を設置している。このプロジェクトをプロデュースしたアートフロントギャラリーから、地域の清掃や作品を管理している市民団体「ファーレ倶楽部」でのワークショップを依頼され、このほどファーレ倶楽部のみなさんと作品作りを楽しんできた。数年前からイギリスや日本で行っているワークショップ・プロジェクトなのだが、私があらかじめ作った石の形をバラバラに分解して、参加者のみなさんが思い思いの絵柄や文字を石偏に描き込む、その後石を元の形に組み上げるというワークショップだ。最終的にどんな作品が出来上がるか組み上げる時まで分からないからワクワクするのだ。そして最後が一番盛り上がる。出来上がった作品(写真下)は、皆さんのエネルギーが迸り出ていて、最高にパワフルだ。これって個人では絶対に表現できないエネルギー形態である。
2014年11月29日(土)〜12月23日(火) 横浜市中区黄金町の八番館で、女子美大学院の授業課題としての学生達7人による個展を開催しています。前期は11月29日(土)〜12月9日(火)まで、後期は12月13日(土)〜12月23日(火)まで。黄金町の時空の中に、学生が新たな展開を見せています。八番館:〒231- 0054 横浜市中区初音町 2 - 42 - 311 : 00 〜 17 : 00 開催中は休み無し
2014年12月1日(月)〜12月20日(土) ギャラリー東京ユマニテで、12月1日から個展を開催します。2008年6月にギャラリー東京ユマニテと、今は無きギャラリー山口で共催の個展を開いて以来の開催です。その後イギリスのエジンバラ(2010年)やロンドン(2011年)では、個展を開催しているのですが、それらを日本ではほとんどインフォメーションしていません。今回の新作展を、ご高覧頂ければ幸いです。"EXCAVATION" at Gallery Tokyo Humaniteexhibition page
2014年2月24日(月)〜3月1日(土) 女子美を退職される渡辺治美先生と、女子美の石場の卒業生雄志と非常勤の鈴木先生と私とで、展覧会を開きました。詳しくは、index ページから Exhibitionページの「with HWD 展」をご覧下さい。出品作品のページもリンクアップしました。もしくは、右記のリンクから直接ページに飛んで下さい。 「with HWD」展
2015年
左の写真
「ART SESSION TSUKUBA 2015 磁場 - 地場」
2015年10月4日〜11月23日
左下の写真
「雨引の里と彫刻 2015 りんりんロード」
2015年10月10日〜12月20日
2つの野外展が、つくば市と桜川市で同時期に立ち上がった。
私は両方に絡んでいて、それぞれが趣の全く違う作品展開のロケーションである。
「息を掘る - 015」
上の磁場-地場展は、筑波山麓の旧宅の庭に穴の開いた玉石を3個プラス、1個の玉石から繋がって出た吹き出しのような彫刻を配置している。
「月のマルダ」
雨引の里と彫刻は、今回りんりんロード(サイクリングロード)を敢えて作品を展開する場所としていて、関東平野のホリゾンタルな景観がロケーションで、穴から風景が透けて見えるダルマ状の作品を設置している。
趣の違う風景を楽しみながら、ご高覧頂ければ幸いです。
exhibitionページでの「ART SESSION Tsukuba 2015 磁場-地場」私の作品
exhibitionページでの「雨引の里と彫刻 2015 りんりんロード」私の作品
exhibition ページ
2015年8月24日
この夏に、顎への追加移植手術と入院を経て、退院後の養生と歩行のリハビリも順調に達成し回復してきた。
そして、いよいよ今日から彫刻の制作に復帰したのだ。
手術前は腰の腸骨の上部を切り取ることに一抹の不安を覚えていたのだが、ちゃんと入院前の彫刻制作作業を継続することができたのがとても嬉しかった。
もう一つ、5年越しの念願が叶った。北条の我が家に引っ越してから5年間、我が家の玄関には表札というものが無かった。何時も気にはしていたのだが、表札をデザインし作りセットする時間と余裕が無かったのだ。
退院後に制作復帰へのリハビリも兼ねて、念願の表札を作ることにした。
河原の玉石に名字を彫り込んで表札にするというアイデアを元に、鬼怒川に河原石を拾いに行った。その後、文字のレイアウトを決め、字彫り屋さんに依頼して、岡本という名前と、かみさんの旧姓(仕事上は旧姓を使っているため)と、オクスという休業中の会社名を彫ってもらって、今日晴れて我が家の門壁に、玉石表札を取り付けたのだ。
実に悪くない。
一昨年7月の下顎の癌摘出手術後、定期的に病院に通いながら普段の制作を続け、2つの大学にもちゃんと出校している。
下顎の左半分は、足の腓骨を切断して移植したものが私の左顎である。もちろん歯茎や歯は未だ入っていない。だから舌や頬のバランスが段々と左に片寄ってきて、今では食事もかなり手間取り、言葉の発音ももたついてしまう。
手術から2年経過して、移植した足の骨は細いながら完全に私の左顎の骨として収まったので、今度は移植した部位の上に腸骨を付け足す手術を受けることになった。左の下顎に本来の厚みを作るのだ。入院がは8月5日で翌日が手術、2週間程度の入院らしい。下顎に待望の入れ歯が入るのは未だ先の話だが、一応全身麻酔の4~5時間という手術となるので、手術の成功を祈願して寒川神社で祈祷してもらった。前回の大手術の時も、事前に寒川神社で祈祷してもらって手術も成功し回復も早かった。そのお礼という意味もある。
8月15日
術後の回復も早く、腸骨の一部を切除した後遺症で、未だ痛みが取れなくて杖を使っても早く歩けないが顎の方は順調で、2週間弱で早めの退院となった。
8月に入って筑波大付属病院の9階に隔離され、ノンビリとした日々を過ごしていたのだが、もうすぐ暑い8月の生活界に下りていく。
ファーレ立川倶楽部にて workshop
2015年3月15日
1994年、立川駅北口の街作りの一環として、100作家100点の美術作品を街中に設置するというファーレ立川アートプロジェクトがあった。私も作家の一人として石の野外作品を設置している。
このプロジェクトをプロデュースしたアートフロントギャラリーから、地域の清掃や作品を管理している市民団体「ファーレ倶楽部」でのワークショップを依頼され、このほどファーレ倶楽部のみなさんと作品作りを楽しんできた。
数年前からイギリスや日本で行っているワークショップ・プロジェクトなのだが、私があらかじめ作った石の形をバラバラに分解して、参加者のみなさんが思い思いの絵柄や文字を石偏に描き込む、その後石を元の形に組み上げるというワークショップだ。最終的にどんな作品が出来上がるか組み上げる時まで分からないからワクワクするのだ。そして最後が一番盛り上がる。
出来上がった作品(写真下)は、皆さんのエネルギーが迸り出ていて、最高にパワフルだ。これって個人では絶対に表現できないエネルギー形態である。
女子美大学院の院生の個展「Room781」
2014年11月29日(土)〜12月23日(火)
横浜市中区黄金町の八番館で、女子美大学院の授業課題としての学生達7人による個展を開催しています。前期は11月29日(土)〜12月9日(火)まで、後期は12月13日(土)〜12月23日(火)まで。
黄金町の時空の中に、学生が新たな展開を見せています。
八番館:〒231- 0054 横浜市中区初音町 2 - 42 - 3
11 : 00 〜 17 : 00 開催中は休み無し
"6年半ぶりの個展
2014年12月1日(月)〜12月20日(土)
ギャラリー東京ユマニテで、12月1日から個展を開催します。
2008年6月にギャラリー東京ユマニテと、今は無きギャラリー山口で共催の個展を開いて以来の開催です。
その後イギリスのエジンバラ(2010年)やロンドン(2011年)では、個展を開催しているのですが、それらを日本ではほとんどインフォメーションしていません。
今回の新作展を、ご高覧頂ければ幸いです。
"EXCAVATION" at Gallery Tokyo Humanite
exhibition page
"with HWD" 展DMとインフォメーション
2014年2月24日(月)〜3月1日(土)

女子美を退職される渡辺治美先生と、女子美の石場の卒業生雄志と非常勤の鈴木先生と私とで、展覧会を開きました。
詳しくは、index ページから Exhibitionページの「with HWD 展」をご覧下さい。出品作品のページもリンクアップしました。
もしくは、右記のリンクから直接ページに飛んで下さい。 「with HWD」展